高齢者と同居の新築一戸建ては、全面的なバリアフリーが基本です。
宮城県内でもバリアフリー化は増えているので選定には十分時間をかけましょう。
▼間取りだけではなく玄関のアプローチから。
高齢両親と同居する場合、間取りと仕様・設備で前提になるのは何と言っても「バリアフリー」です。
それだけではなく、外構部・門扉から玄関までのアプローチをチェックしましょう。
また敷地と接する私道・公道に段差があると、ツマズキの要因にもなります。
将来は車椅子が必要になることもあるので、たとえ2段・3段程度の石段でも、避けられるものは避けておきましょう。
スロープの増設も考慮しておくべきです。
▼理想は5LDK~6LDKで3,000万円台の家。
廊下の幅を測っておきましょう。
最低でも車椅子1台分の幅は確保しておかないと、後からの改装がたいへんです。
間取りは5LDK~6LDKが基本で、宮城県内であれば3,000万円台で購入可能です。
日当たりの良い1階の居室をお母様専用の部屋に。
好みで和室・洋室を。
洋室ならクッションフロアが必須。
念のため階段には連続手すりを付けてもらうようにしましょう。
▼高齢者の事故の6割以上が家庭内事故で、階段からの落下、ツマズキ、転倒です。
設備・仕様で変更可能なものは今のうちに。
これは宮城県とか新築一戸建てに限った話ではありませんが、ハウスメーカーによっては、設備・仕様の変更を新築一戸建て購入の前提条件にできます。
それによって多少費用が上乗せになっても、できるなら今のうちにオーダーしておきましょう。
月曜日, 22 7月 2019 on 誰もが快適な新築一戸建てとは?.